切符の話 15回目
これは、西桐生-前橋中央間を走る上毛電鉄大胡(おおご)駅の入場券です。これについては特に意味はありません。
駅員さんがヒマな時に落書きをしたわけではありません。このスジの入っている切符は、その日最初に売れたその種類の切符(ここでは入場券)を表します。
硬券切符を入れる箱をご覧になられたことはありますでしょうか。あそこに番号順に格納し、若い番号順に引っぱり出して販売します。そして、その日の最後に、画像のようにスジをつけ、切符台帳に番号を記載します。これを毎日繰り返すことによって、その日その券が何枚売れたかがわかるようになっています。このような形で昔は切符の管理をしていました。(今でも小湊鉄道とか、硬券切符を販売している鉄道では普通に見られます。)線入りが欲しい場合は入場券を買うと確率が高かったですね。(あくまで確率ですが・・・)
↓こちらをご参考に
鉄道博物館 収蔵資料紹介 「紀州鉄道で使用されていた回転式の乗車券箱」
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コメント
お疲れ様です。私もローカル線の駅の入場券にはボールペンや赤鉛筆でチェックが入っていることがよくありました。ちょっと得した気分に慣れました。今までの記録は色違いの3本のチェックです。
投稿: うてきなぷりぱ | 2006年7月24日 (月) 21:31
うてきなぷりぱさん、いつもコメントありがとうございます。
得した気分の反面、’売れてないな~’という寂しさもありました。
裏の線ですが、2本のものは私も持っていますが、さすがに3本は見たことありません。多くの駅では、1本付けたら以後売れるまで付けないところが多いのではないかと思いますにで、2本以上は貴重ではないでしょうか。
そういえば、近鉄のとある駅で入場券を購入したら、2日連続で線が入っていたことがありました。(ある年の12月31日と1月1日でしたが)
投稿: テームズ | 2006年7月24日 (月) 21:44