切符の話 6回目
入場券で見る入場料金の変遷。
私が国鉄を利用するようになってからの入場料金の変遷を硬券入場券で追ってみました。昭和50年の津駅の入場券から。この時は30円。並行する近鉄よりはるかに安く、さすが国有鉄道だなと思いました。
しかし、この時から国鉄の赤字が大問題になり、運賃・料金が一気に2倍に跳ね上がりました。その後も、毎年毎年繰り返される値上げで、近鉄との差はなくなりました。
(新料金に切り替えられた後、旧料金の切符が残っている場合は、3枚目のように’料金変更’の印が押されて販売されました。)
上の2枚、松阪駅と伊勢奥津駅の切符を見比べてみてください。同じ日付なのに料金が違います。この時、国鉄の入場料金は100円だったのですが、松阪駅は近鉄との併設駅で既に近鉄と運賃・料金が逆転し、国鉄のほうが高くなっていました。それでは売れないので、近鉄に合わせた料金になっています。(確かそうだったと思います。)
昭和57年には入場料金は120円になり、券面も’普通入場券’の文字が駅名の下に入るようになりました。
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