8月30日の鉄(活)動日誌
最寄り駅は、京王電鉄芦花公園駅。初めて降りましたが、閑静なところですね。そして、こんな立派な建物だとは思っていませんでした。
これがリーフレット。1982年頃銚子電鉄を訪れた時の写真です。この時は、デハ301がバリバリ現役で走っていたのですね。
このリーフレット、2つ折になっており、中を開くと「時刻表2万キロ」の中で出てくる完乗地図が載っています。
そういえば、昔チャレンジ2万キロというキャンペーンをやってましたね。塗りつぶせる地図をもらって一生懸命塗りつぶしていた想い出があります。(到底完乗なんて無理でしたが)
館内には、作品原稿、紀行メモ、切符などがきれいに展示され、北杜夫氏とのエピソードなども紹介されていました。
宮脇俊三作品というと、読む前から何か非常に硬い印象があり、実際に読むようになったのは10年程前からでした。なぜそんな硬い印象を持ったのかはわかりませんが、浅田次郎の「地下鉄に乗って」や、北原亞以子の「東京駅物語」など鉄道がタイトルに入っているものを読み漁るようになって、初めて宮脇俊三作品に触れることになりました。
最初に読んだのが確か「時刻表昭和史(増補版)」だったと思います。時刻表の歴史がわかるかと思い手にしたのですが、実際はそうではなかったです。少年期から青年期までの時代を鉄道と絡めて表現する自伝だったのですね。自伝が主なのか、鉄道が主なのか、わからないうちに引き込まれて読み耽っていました。
次に読んだのが「時刻表2万キロ」。休みの度に出かけて、よく家族は許したなと思いましたね。(今の私もそうかもしれませんが)旅行記の中で印象に残っているのは、イヌとは相性が合わないということと、北海道で子供が手を振ったのに応えたシーンでしょうか。
足尾線(現:わたらせ渓谷鉄道)の足尾-間藤間が最後でしたが、あの達成感のなさというか、意外に終わってみるとという感覚というか、そういうものなんだろうなと思いましたね。実は、私もあの区間は残っています。なぜか足尾までしか行かなかったのかは謎です。
鉄道模型運転見学も含め1時間程で文学館を後にしました。
折角なので、帰りは芦花公園駅で撮影しました。ここは、普通しか停まらないので、次の普通まで3本程通過列車がありました。
斜めにしたわけではありませんよ。カーブなので列車が傾いています。運転士さんがこちらに手を・・・
次の列車の運転士さんも、こちらに手を・・・いや、指差し確認のポーズですね。実は、ホームの途中に中継信号、ホームの先に閉塞信号があるので、指差し確認をしています。
ここではポツポツだった雨も、新宿では本降り。湘南新宿ラインで大宮に向かう途中、特に浦和付近は土砂降りでしたが、大宮はまだ降っていませんでした。雲を追い抜いてきたのでしょうか。
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