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2009年1月 8日 (木)

吊り掛け駆動方式について

名鉄瀬戸線後編に行く前に、ここでちょっと吊り掛け駆動方式について触れます。

吊り掛け駆動方式(つりかけくどうほうしき)は、電車・電気機関車等の電気車において、モーターから車輪に動力を伝達する(モーターを台車に装架する)方式の一種。手法としては単純で、すでに古典的な方式である。
釣り掛け吊掛釣掛とも表記するが、絶対的な統一表記はない。英語ではnose-susupension drive。
日本では、電車の駆動方式としてはカルダン駆動方式に取って代わられ、現存例は多くないが、電気機関車の駆動方式としては21世紀初頭現在でも広く使われている。

<長所>
・構造が非常に簡単である。
・大型モーターにも使用しやすい。
・最小限の構成であるため、スペースに制限のある狭軌鉄道でも使用しやすい。

<短所>
・モーター重量の約半分が車軸に直接かかり、バネ下重量が大きい。このため線路・台車・モーター自体への衝撃が極めて激しい。従って高速運転のためにはデメリットがある。乗客にとっては乗り心地も悪くなる。発車の際には猛烈な騒音と激しい振動がおこる。
・吊り掛け駆動用モーターは、衝撃に耐えるため、頑丈に作らざるを得ない。結果として重量は増え、バネ下重量も増加してますます衝撃が強まる。悪循環である。
・高回転化は困難である。このため低回転・大トルク型のモーターを用いることになるが、このようなモーターとの組み合わせでは、山・谷の大きな、歯の粗い頑丈な歯車と組み合わされるため、歯面同士の打音は大きくなりがちで、走行時には吊り掛け式特有の激しい騒音を発する。
・アクスルメタルや歯車などが、大トルクによる負荷や、大きな重量による衝撃のために消耗しやすく、又、ギアボックスを密閉できないため、メンテナンス上の配慮を要する。メンテナンスサイクルもカルダン駆動方式に比して短い。

(以上、Wikipediaのここから引用)

上の赤字の部分が吊り掛け駆動の一番の特徴ですね。この独特の音にしびれます。電車が一所懸命走っているのが感じられます。

関東では、都営荒川線、箱根登山鉄道で味わうことができます。
私の実家近くでは、近鉄内部・八王子線、三岐鉄道北勢線があります。
電気機関車には、まだ多く使われてます。

(動画で紹介)
近鉄内部線の動画はこちら(日永駅)とこちら(前面展望)。
箱根登山鉄道はこちら
都電荒川線はこちらこちら(王子駅前)。

大手私鉄で残っているのは、名鉄瀬戸線だけ。これも、近いうちに新型車両に置き換わるとのことです。

ということで、名鉄瀬戸線を訪れることになった訳です。

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コメント

こんばんは。吊り掛け式は、あの独特の音がまたいいんですよね。思えばあれがかつては高速で走っていたのですから。(京王帝都5070系など)
そうそう、首都圏では江ノ島電鉄1000系でも吊り掛けの音を味わえますよ!

投稿: みゃあみゃあ | 2009年1月 8日 (木) 23:31

みゃあみゃあさん、こんばんは。
江ノ電もそうでしたね。
高速で走れる車両はまだいいですが、かわいそうだった車両もありました。
廃止直前に乗りにいった蒲原鉄道。あの電車はかわいそうでした。モーターの唸りとは裏腹に、スピードが全く出なかったです。フルノッチで一所懸命頑張って、頑張って、でも駅が近付いたのでノッチオフしてすぐブレーキでした。

投稿: テームズ | 2009年1月 8日 (木) 23:55

あの独特な音は本当にたまりませんよね。やっぱり電車は吊り掛けが一番ですよ。路面電車は現在も殆どの車両が吊り掛け駆動ですよね。

投稿: 鮫 | 2010年6月17日 (木) 02:01

>鮫さん
あの特有の唸り音が、電車が走っていると思わせる効果音でもありました。唸り音が高くなるにつれて「頑張ってスピード出してるな」と感じさせます。
路面電車も、VVVFインバーターの車両が増えてきました。

投稿: テームズ | 2010年6月17日 (木) 23:24

吊り掛け駆動はもちろん好きですが、VVVFインバーターの音も好きですよ。

投稿: 鮫 | 2010年9月17日 (金) 19:31

>鮫さん
私もです。それぞれに良さがあります。

投稿: テームズ | 2010年9月18日 (土) 00:53

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