JR東日本 2つの新型車両のニュース
JR東日本から2つの新型車両のプレスリリースがありました。
1つ目は、新型リゾートトレインの導入。
小海線で活躍するハイブリッド気動車と同じシステムを搭載したリゾートトレインを、津軽・大湊線、五能線、大糸線に2010年秋に導入します。
■現在、JR東日本には、観光を目的としたお客さまに列車の旅をより満喫していただくため、「リゾートしらかみ」「きらきらうえつ」などの観光地を結ぶリゾートトレインを運行し、年間を通じて多くのお客さまにご利用いただき、その土地ならではの自然、食、温泉など沿線の魅力をお楽しみいただいております。
■ 今回、2010年12月を目標としている東北新幹線八戸~新青森間の開業にあわせて、主に津軽・大湊線、五能線を、また信州エリアでは主に大糸線を走行する新型リゾートトレイン計10両を新造することとしました。今回導入するリゾートトレインは、個人やグループのお客さまなど、どなたでもご利用いただけます。
(以上、プレスリリースより抜粋)
津軽・五能線が2両編成×2、五能線が4両編成×1、大糸線が2両編成×1の合計10両が製造されます。
五能線は現在リゾートしらかみが3両編成×4本ありますが、更に追加となるのか、置換えとなるのかは不明です。
こんな車両に乗って、風景を楽しみながらゆったり旅行がしたいです。
ちなみに、まだリゾートしらかみにも乗っていないし、小海線のハイブリッド気動車にも乗っていません。
2つ目は、新型高速新幹線車両(E5系)のデザインの発表。
時速320kmの営業運転を行う新型新幹線E5系が2010年度に登場しますが、そのデザインについて発表になりました。
外観はFASTECH360と同じで、カラーリングは上部色を「常盤(ときわ)グリーン」、下部色を「飛雲(ひうん)ホワイト」、車体中央の色帯を「はやてピンク」とした車両になります。
グリーン車・普通車の車内デザインも掲載されています。
○「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」をキーワードにデザインしています。
○自然の色を基本に、暖かで落ち着いた空間を演出しました。
(以上、プレスリリースより抜粋)
普通車は何か安っぽそうな、飛行機のエコノミークラスのような感じがします。
ところで、グリーン車については、通常のグリーン車の他に3列シートのスーパーグリーン車を導入すると昨年4月に発表になりましたが、このプレスリリースでは掲載されていません。まさか、ボツになったわけではないでしょうね。
先頭車両は500系と同様にノーズが長い分客室が狭く(短く)なっていますから、座席数は他車両より少なくなるでしょう。
いずれにしても、鉄道に対する楽しみが増えました。
(2月4日追記)
E5系ですが、11年3月までに新型車両を3編成導入、15年度末までにさらに56編成を順次入れ、将来的には新青森-新函館延伸にもこの車両が活躍し、現在最も古い200系車両は廃止される見通しとのこと。
(2月4日付夕刊フジニュース記事より)
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