「内部・八王子線、廃線の危機」の記事
「内部・八王子線、廃線の危機」
この文字を見て、馴染みがあるだけに正直びっくりしました。
北勢線は近鉄から三岐鉄道に移ったけど、内部・八王子線はそのまま存続で安心していたのですが・・・
赤字経営が続く四日市市南部の近鉄内部(うつべ)・八王子線(全7キロ)が廃止される恐れがあるとして、四日市市議会は、存続策を検討する特別委員会の設置を決めた。近鉄は市に赤字補填(ほてん)を求めており、来年夏ごろに「将来の方向性を決める」と伝えている。
都市計画課によると、同線の車両は昭和20年代製造の6両と同50年代製造の8両で、更新費は総額14億8千万円。市は6分の1、約2億5千万円を負担する計画だった。
確かに、車両も古いし、今時珍しい非冷房車ですから。真夏は地獄です。冷房改造するだけでも大分違うような気がします。新型車両導入でスピードアップなどの改善がなされれば尚良いのですが。
しかし、近鉄から今年1月、これらに加えて運営費に対する補助がないと存続は難しく、車両更新の時期が迫る来年夏ごろに今後の方向性を出したい、と申し入れがあったという。
車両の更新だけでは存続が難しいとのこと。
同線はここ数年、毎年約3億円の赤字といい、市は、今後の経営改善が不透明な中での赤字補填に難色を示している。利用者は1日約1万人。沿線に四日市南、四日市工業、四日市四郷の県立高校3校と私立海星高校があり、通学に利用する生徒に影響が及ぶ。
議会内では「県に支援を求めるべきだ」「運賃を値上げしてでも存続を」といった意見や、「今後の事業の継続性は疑問。運営費に補助するべきではない」といった声が上がっている。
果たして、どうなることやら。
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コメント
地方鉄道は、厳しい現実があります。マイカー王国「群馬」も例外ではありません。平日昼間は、県内はどの線もガラガラです。JR吾妻線では、何度も地元では廃止の話しが出ています。地元の学生以外の利用客が少ないという現状です。
東武鉄道でも館林以北の利用状況が特に悪く、ワンマン化運転を始め、有人駅のワンマン化も昨年7月から実施し、コスト削減をしています。それでも利用客の減少に歯止めがかかりません。
投稿: ケンミン | 2012年6月15日 (金) 23:59
これは利益支出うんぬんの問題よりも、市や県は教育上の問題を優先しないと通学で利用している学生さんが可哀そうですよ。
投稿: | 2012年6月16日 (土) 07:33
>ケンミンさん
休日は混雑する列車も多数見られますけど、それだけでは厳しいのですね。マイカー利用者はやはり便利な車を使いますし、大口の学生も少子化によって減ってきてますし。難しい問題です。
投稿: テームズ | 2012年6月16日 (土) 09:01
学生にとっては大切な足。赤字だからと言って、簡単に切れる問題ではないと思います。
投稿: テームズ | 2012年6月16日 (土) 09:06