台湾環島の旅 １日目（７） 台北の夜

台湾環島の旅　１日目、その７です。

台北車站に戻ってきました。明日から始まるイベントの準備が進んでいました。

こんなところに天燈（ランタン）飾りが。綺麗ですね。何が書いてあるのかわかりませんでしたが。

ホテルに向かう途中、換気施設の壁に台鉄の車両がデザインされてました。
E1000型と普悠馬号。

EMU900型電車。

DR3000型気動車かな。

鉄道好きが多いのか、こんな形で利用されているとは思いませんでした。

夕方のラッシュ時間。バスもひっきりなしに通ります。板橋とか三重とかの行先を見ると日本にいるような感覚になりました。

19時頃、ホテルにチェックイン。カウンターのお姉さん、ホッとしておりました。荷物を預けたまま全然帰ってこないし、チェックインの締切時間は迫ってくるし、心配になったのでしょう。「チェックアウトは11時まで。チェックアウトする時はここに鍵を入れて下さい。」という説明を受けました。

部屋に入りました。窓なしシングル。鍵を入れるところとか、ドアロックを操作するところとか部屋の照明とか、今までに経験したことのない造りで5分程奮闘してました。

ドアに背を向けて部屋を写しましたが、いや～この狭さにびっくり。シングルベッドと80㎝程の通路幅しか部屋の広さがありません。奥行きもベッドの長さとピッタリ。奥が水回りになってます。

シャワー、トイレ、洗面台。トイレはトイレットペーパーが流せません。台湾は排水管が細くて詰まりやすいのでトイレットペーパーが流せないところが多いとのことです。だいぶ改善されてきているようですが。それとシャワーの温度の低かったこと。行水とまでは言わないけど、体が温まらなかったです。これで、日本円で8,198円。駅至近距離なので仕方ないのでしょうが、寝るだけならまだしも、ホテルを楽しみたい人にはお勧めしません。私も翌日の行程を考えて、駅に近くて安いところということで選びました。台湾初日のホテルでこれだと先行き不安になりました。

夕食を求めてホテル周辺をブラブラ。足マッサージの呼び込みを交わしながら歩いていると、小綺麗なお店を発見。麺もご飯も食べられそう。値段も手頃と思って入ろうとしたら、もうオーダーストップの時間でした。時間はもうすぐ20時半。そうか飲食店がほぼ終わりの時間か。

さてどうするか。そうだ！台鉄便當だ！ということで台北車站へ。
駅舎がライトアップされていました。しばらくすると色が変わるようになってます。これは綺麗です。

SLと列車もライトアップ。

台鉄便當はもう売ってなかったけど、それに近いものがあったので購入。焼肉便當110元でした。夕食の確保ができました。

丸形容器にご飯が入って、その上に野菜などの煮物などが敷き詰められ、メインが乗っかっているのが、台湾の便當の基本形みたいです。これ、焼肉便當と書かれていたので買ったのですが、日本でいう焼肉とは違い、焼豚というか角煮というか、そんなものが乗っかってました。味は全く悪くなく、ご飯も日本のご飯と変わらない味で満足です。これでお便當はクリアかな。

さて、淡水で買った台湾カステラをデザートとして頂きますか。

ふわっふわで、2層になっているチーズがいいアクセントになってます。美味しい・・・と思ったのは4切れまでで、便當食べた後だからお腹が受け付けなくなってきて、味にも飽きてきました。あとは、飲み物で流し込む感じで完食しました。

クレヨンしんちゃんやってました。中国語吹き替え版。字幕も中国語。なので全く分かりません。
この場面は「オラ、のはらしんのすけ、5歳」と言っているのがわかりました。
日本のアニメの登場人物とよく似た声の声優でしたね。
少々安心して、台湾1日目の夜を過ごしました。

（つづく）

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